足場作業員は若い人しか働けない?足場作業員の未来とは?
足場作業は10代後半から20代、あるいは30代前半ぐらいまでが多く活躍している現場です。
中高年以降になってくると、足場作業員の数は減っていきます。
やはり作業の特性上、力仕事となる部分も多いので体力的に自信のある若いスタッフが活躍している傾向があります。
では年齢を重ねたときにそういった作業員はどんな仕事、どんな部署で働けばよいのか。
ある程度経験のあるスタッフなら、足場の組立て等作業主任者技能講習を受けることをお勧めします。
条件は下記いずれかに該当する方です。
・満21歳以上で、足場作業に3年以上従事した経験を有する者
・満20歳以上で、大学、高専、高校、中学において土木、建築又は造船に関する学科を専攻した者で、その後2年以上足場作業に従事した経験を有するもの
特に土木関係の学科を受けていない限りは、3年間足場組立に携わった経験がある方と考えればよいでしょう。
3年ですから、決して長い期間ではありません。
それこそ20代でも講習を受けられるものとなります。
足場の組立て等作業主任者の講習を受ければ、現場指揮を行うことができます。
吊り足場の場合は別途条件になるのですが、基本的なアパートやマンションなどの建物に関する足場工事なら従業員を指導できる立場になれます。
将来的には、こういった講習を受けて現場を指揮できる立場になれば中高年以降になっても活躍できます。